閉経後女性の慢性疾患一次予防目的のホルモン療法、USPSTFが推奨を更新
【背景】
閉経後女性は平均30年生きるとされ、冠動脈疾患、認知症、脳卒中、骨折、乳がんなど多くの慢性疾患リスクが上昇する。以前のWomen's Health Initiative研究でホルモン補充療法が有害事象と関連することが示唆され、その使用は減少傾向にある。USPSTFは2012年の推奨を更新するため、慢性疾患一次予防目的のホルモン療法のベネフィットとハームを再評価した。
【結果】
USPSTFは、閉経後女性における慢性疾患一次予防目的のホルモン療法(経口または経皮)についてエビデンスをレビューした。その結果、ベネフィットとハームのどちらも小〜中程度と判断された。子宮温存女性におけるエストロゲン・プロゲスチン併用療法、および子宮摘出女性におけるエストロゲン単独療法は、いずれも慢性疾患の一次予防において正味のベネフィットがないと結論付けられた。
【臨床へのインパクト】
この推奨は、日本の臨床現場において、閉経後女性に対する慢性疾患一次予防目的でのホルモン療法処方を再考する根拠となりうる。特に、心血管疾患、骨折、認知症、乳がんなどの予防を目的としたホルモン療法は、正味のベネフィットがないため推奨されない。更年期症状の治療目的とは異なり、一次予防目的での処方は控えるべきというメッセージは、診療ガイドラインの改訂や患者への情報提供に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

