1型糖尿病リスク乳児への加水分解乳投与は発症を抑制しない
【背景】
遺伝的素因を持つ乳児において、早期の複雑な食事性タンパク質への曝露が1型糖尿病リスクを高める可能性が指摘されてきた。加水分解乳が1型糖尿病の発症を減少させるか検証された。
【結果】
1型糖尿病リスクのある新生児2159名を対象に、加水分解カゼイン乳群と通常乳群で比較。中央値11.5年の追跡で、1型糖尿病の累積発症率は加水分解乳群8.4%に対し通常乳群7.6%であり、有意差は認められなかった(HR 1.1, 95% CI 0.8-1.5, P=0.46)。
【臨床へのインパクト】
1型糖尿病のリスクがある乳児に対し、加水分解乳を推奨する根拠は示されなかった。この結果は、現在の食事に関するガイドラインを見直す必要がないことを示唆しており、日本の臨床現場においても、1型糖尿病予防目的で加水分解乳を積極的に選択する必要はないと考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

