超早産児のBPD予防における早期吸入ブデソニド、神経発達予後への影響は?

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2018-01-11 | DOI:10.1056/NEJMoa1708831

📄 原題:Long-Term Effects of Inhaled Budesonide for Bronchopulmonary Dysplasia.

🔗 PubMed:PMID: 29320647

【背景】

超早産児の気管支肺異形成症(BPD)予防または治療に吸入ステロイドを使用した場合の、長期的な神経発達への影響は不明でした。特に極低出生体重児におけるその安全性と有効性に関するエビデンスが求められていました。

【結果】

早期吸入ブデソニド群とプラセボ群で、修正18〜22ヶ月時点の神経発達障害の複合アウトカムに有意差はありませんでした(ブデソニド群48.1% vs プラセボ群51.4%、調整相対リスク0.93、95%CI 0.80-1.09、P=0.40)。しかし、ブデソニド群で死亡率が有意に高くなりました(19.9% vs 14.5%、相対リスク1.37、95%CI 1.01-1.86、P=0.04)。

【臨床へのインパクト】

この結果は、超早産児のBPD予防目的で出生後早期に吸入ブデソニドを使用しても、2歳時点の神経発達予後を改善せず、むしろ死亡率を増加させる可能性を示唆しています。日本のNICUにおけるBPD予防戦略において、早期吸入ブデソニドのルーチン使用は慎重に再検討されるべきであり、そのリスクとベネフィットを改めて評価する必要があると考えられます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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