qSOFAは感染症患者の死亡予測に感度低く、SIRS基準がスクリーニングに優れる
【背景】
敗血症患者の死亡予測ツールとしてqSOFAが提唱されていますが、その予後予測精度はSIRS基準と比較して不明でした。本研究は、感染症が疑われる成人患者におけるqSOFAとSIRS基準の院内死亡予測精度を比較検討しました。
【結果】
qSOFAは死亡予測において感度60.8%(95% CI, 51.4%~69.4%)、特異度72.0%(CI, 63.4%~79.2%)でした。一方、SIRS基準は感度88.1%(CI, 82.3%~92.1%)、特異度25.8%(CI, 17.1%~36.9%)でした。qSOFAの感度はICUで高く、特異度は非ICUで高値を示しました。
【臨床へのインパクト】
感染症が疑われる患者の死亡リスク評価において、qSOFAは感度が低く、スクリーニングツールとしては不十分である可能性が示唆されます。SIRS基準はqSOFAよりも感度が高く、患者のスクリーニングや早期治療開始のきっかけとして引き続き有用であると考えられます。日本の臨床現場では、qSOFAの解釈に注意し、SIRS基準を併用して総合的に判断する必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

