1型糖尿病患者の低血糖リスク低減にリアルタイムCGMは有効か:MDI療法中の低血糖自覚低下・重症低血糖既往者対象
【背景】
複数回インスリン注射(MDI)で治療中の1型糖尿病患者において、リアルタイム持続血糖モニタリング(rtCGM)が低血糖回避に有効か不明であった。本研究は、低血糖自覚低下または重症低血糖既往のあるMDI治療中の患者におけるrtCGMによる低血糖発生率と重症度の低減効果を検証した。
【結果】
rtCGM群では28日あたりの低血糖イベント数(血糖値3.0 mmol/L以下が20分以上)がベースラインの10.8回から3.5回に減少した一方、対照群では14.4回から13.7回と変化は軽微だった。rtCGM群の低血糖イベント発生率は72%減少(発生率比 0.28, 95% CI 0.20-0.39, p<0.0001)した。
【臨床へのインパクト】
MDI療法中の1型糖尿病患者で低血糖自覚低下や重症低血糖の既往がある場合、rtCGMの使用が低血糖イベント数を大幅に減少させることが示された。これは、低血糖リスクの高い患者に対するrtCGMの保険適用拡大や診療ガイドラインでの推奨強化につながる可能性があり、日本の臨床現場における低血糖管理戦略に影響を与えるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

