人工股関節・膝関節置換術後、アスピリンとリバーロキサバンによるVTE予防効果に差はない
【背景】
人工股関節・膝関節置換術後の静脈血栓塞栓症(VTE)予防にアスピリンが有効な可能性が示唆されていましたが、入院期間を超えた予防において直接経口抗凝固薬との比較データが不足していました。
【結果】
術後5日間リバーロキサバン投与後、アスピリン群とリバーロキサバン継続群で症候性VTE発生率に有意差はありませんでした(アスピリン群0.64% vs リバーロキサバン群0.70%、差0.06ポイント、95%CI -0.55~0.66)。主要な出血合併症もアスピリン群0.47% vs リバーロキサバン群0.29%で有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、人工関節置換術後5日間のリバーロキサバン投与に続き、アスピリンによるVTE予防がリバーロキサバン継続と同等の効果と安全性を有することを示唆します。これにより、術後の長期VTE予防において、アスピリンが費用対効果に優れた選択肢として考慮される可能性があり、日本の臨床現場の処方選択肢に影響を与えるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

