慢性疼痛治療、オピオイドは非オピオイド薬に機能改善で優位性なし、有害事象は増加
【背景】
慢性疼痛に対するオピオイドと非オピオイド薬の長期的な治療成績に関するエビデンスは限られていた。本研究は、慢性腰痛または股関節/膝関節変形性関節症の疼痛患者において、オピオイドと非オピオイド薬の12ヶ月間の効果を比較した。
【結果】
オピオイド群と非オピオイド群で、疼痛関連機能(BPI干渉尺度)に12ヶ月間で有意差はなかった(平均差0.1、95%CI -0.5〜0.7)。疼痛強度(BPI重症度尺度)は非オピオイド群で有意に良好だった(平均差0.5、95%CI 0.0〜1.0)。薬剤関連有害事象はオピオイド群で有意に多かった(平均差0.9、95%CI 0.3〜1.5)。
【臨床へのインパクト】
中等度から重度の慢性腰痛や股関節/膝関節変形性関節症の疼痛患者に対し、オピオイド治療を開始することは、疼痛関連機能の改善において非オピオイド薬よりも優れているという根拠は得られなかった。むしろ、疼痛強度の改善は非オピオイド群で良好であり、有害事象はオピオイド群で多かったため、これらの患者へのオピオイド初回投与は推奨されない可能性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

