急性冠症候群に対するPCI後のDAPT期間、6ヶ月は12ヶ月以上に非劣性か?SMART-DATE試験

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2018-03-31 | DOI:10.1016/S0140-6736(18)30493-8

📄 原題:6-month versus 12-month or longer dual antiplatelet therapy after percutaneous coronary intervention in patients with acute coronary syndrome (SMART-DATE): a randomised, open-label, non-inferiority trial.

🔗 PubMed:PMID: 29544699

【背景】

急性冠症候群(ACS)患者への薬剤溶出性ステント(DES)留置後、現行ガイドラインでは12ヶ月以上の二剤抗血小板療法(DAPT)が推奨されています。しかし、ACS患者におけるDAPTの最適な期間に関するデータは不足しており、本研究は6ヶ月DAPTが12ヶ月以上DAPTに非劣性であるかを検証しました。

【結果】

18ヶ月時点の主要複合エンドポイント(全死因死亡、心筋梗塞、脳卒中)発生率は、6ヶ月DAPT群で4.7%、12ヶ月以上DAPT群で4.2%でした(絶対リスク差0.5%、片側95%CI上限1.8%)。非劣性マージン2.0%に対しp非劣性=0.03であり、非劣性は示されました。しかし、心筋梗塞は6ヶ月群で1.8%(24例)、12ヶ月以上群で0.8%(10例)と、6ヶ月群で有意に高頻度でした(HR 2.41, 95%CI 1.15-5.05, p=0.02)。

【臨床へのインパクト】

本研究では6ヶ月DAPTで心筋梗塞のリスク増加が認められ、非劣性マージンも広かったため、現在のDESを用いたACS患者への短期間DAPTの安全性を結論付けることはできません。出血リスクが過度でないACS患者においては、引き続き長期間のDAPTが標準治療として維持されるべきであると示唆されました。日本の臨床現場でも、ACS患者へのDAPT期間短縮には慎重な判断が求められます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

PROFESSOR'S ROUND

現場のプロが選ぶ、
特別な1着を。

洗練されたデザインと最高の機能性を両立した白衣専門店。

公式サイトを見る >
プロフェッサーズラウンドの白衣
上部へスクロール