中低所得国におけるqSOFAスコアは感染症患者の院内死亡リスク予測に有用
【背景】
qSOFAスコアは中低所得国(LMICs)での評価が不十分でした。本研究は、LMICsにおける感染症が疑われる患者の院内死亡リスクに対するqSOFAスコアの関連性を評価し、SIRS基準と比較しました。
【結果】
6218人の患者のうち10%が死亡しました。qSOFAスコアが高い(2点以上)と、低いまたは中程度のスコアと比較して、院内死亡リスクが有意に増加しました(死亡率19% vs 6%、差13% [95% CI, 11%-14%]、オッズ比3.6 [95% CI, 3.0-4.2])。qSOFAの識別能(AUROC 0.70)はSIRS(AUROC 0.59)よりも優れていました。
【臨床へのインパクト】
qSOFAスコアは、中低所得国の感染症が疑われる入院患者において、ベースライン因子だけでは説明できない死亡リスクを特定するのに有用であることが示唆されました。しかし、その予測妥当性はコホートや設定によって異なり、日本のような高所得国での直接的な一般化にはさらなる研究が必要です。地域特性を考慮した評価の重要性を示唆します。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

