体外受精時の鍼治療、偽鍼との比較で生児出産率に有意差なし
【背景】
体外受精(IVF)を受ける女性の間で鍼治療が広く用いられているが、その有効性に関するエビデンスは相反している。本研究は、IVF中の鍼治療が生児出産率に与える影響を偽鍼と比較し評価した。
【結果】
848人の女性を対象とした単盲検RCTの結果、鍼治療群405人中74人(18.3%)、偽鍼群404人中72人(17.8%)が生児を出産した。生児出産率の群間差は0.5%(95% CI, -4.9% to 5.8%)であり、有意な差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、卵巣刺激および胚移植時に鍼治療を行っても、体外受精を受ける女性の生児出産率を改善する効果はないことを示唆している。したがって、日本の生殖補助医療の現場において、鍼治療を生児出産率向上の目的で積極的に推奨する根拠は乏しいと考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

