大腸内視鏡での腺腫所見と長期大腸癌発生率:進行腺腫ありでリスク増
【背景】
腺腫性ポリープ患者には大腸癌予防のため定期的な内視鏡サーベイランスが推奨されるが、初回内視鏡での腺腫所見と長期的な大腸癌発生率との関係は不明確だった。本研究は、この関連性を比較検討した。
【結果】
進行腺腫群の大腸癌発生率は10,000人年あたり20.0 (95% CI, 15.3-24.7) で、腺腫なし群の7.5 (95% CI, 5.8-9.7) と比較し有意に高かった(RR, 2.7 [95% CI, 1.9-3.7])。非進行腺腫群と腺腫なし群では有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
陽性柔軟内視鏡検査後の診断的大腸内視鏡で進行腺腫が認められた患者は、腺腫なしの患者と比較して大腸癌発症リスクが有意に高いことが示された。一方、非進行腺腫の同定は、大腸癌リスク増加とは関連しない可能性があり、今後のサーベイランス間隔やリスク評価の最適化に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

