飲酒と心血管疾患:非致死性冠動脈疾患は減るが脳卒中リスクは増大
【背景】
飲酒と心血管疾患(心筋梗塞、脳卒中)の関係は複雑で、疾患の種類によって影響が異なる可能性が指摘されています。本研究は、ベースラインおよび生涯の飲酒習慣が、非致死性・致死性の冠動脈疾患(CHD)と脳卒中にどう関連するかを大規模コホートで検証しました。
【結果】
ベースライン飲酒量は非致死性CHDと逆相関し、12g/日増加ごとにハザード比0.94(95%CI 0.92-0.96)でした。致死性CHDはJカーブ関連を示し、15.0-29.9g/日群でハザード比0.65(95%CI 0.53-0.81)と最も低値でした。しかし、非致死性脳卒中リスクは12g/日増加ごとにハザード比1.04(95%CI 1.02-1.07)と正相関しました。
【臨床へのインパクト】
飲酒は非致死性冠動脈疾患のリスクを低下させる一方で、脳卒中(虚血性・出血性含む)のリスクを増加させるという相反する影響が示されました。この結果は、飲酒ガイドラインの策定や患者への生活指導において、心血管疾患の種類に応じたリスク評価の重要性を強調します。飲酒量低減を促す公衆衛生政策を強化する根拠となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

