無症状成人への心血管疾患リスク評価、心電図スクリーニングの有用性は限定的
【背景】
米国の主要死因である心血管疾患(CVD)のリスク評価は重要である。無症状の成人に対する心電図(ECG)を用いたCVDリスクスクリーニングの有用性について、米国予防サービス作業部会(USPSTF)のためにエビデンスをレビューした。
【結果】
運動負荷心電図スクリーニングのRCTでは、糖尿病を有する50~75歳成人で主要心血管複合アウトカムの有意な改善は認められなかった(ハザード比1.00、95%CI 0.59-1.71など)。安静時心電図の追加は、伝統的リスク因子への追加で識別能をわずかに改善する可能性が示唆されたが、エビデンスには多くの限界があった。
【臨床へのインパクト】
無症状の成人に対する運動負荷心電図スクリーニングは、糖尿病患者のような高リスク群でも健康アウトカムの改善を示さなかった。安静時心電図の追加はリスク分類を改善する可能性が示唆されるものの、そのエビデンスは限定的であり、偽陽性による過剰な検査や処置といった潜在的な害の頻度も不明である。現在の診療におけるECGスクリーニングの位置付けを見直す必要があるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

