米国における高齢者の死亡場所と終末期医療の変化、2000年から2015年
【背景】
終末期医療費は高額であり、質の低いケアを受ける患者も多い。死亡場所や医療機関の移動、負担の大きいケアパターンに影響する要因は多岐にわたるため、米国メディケア受給者の終末期ケアの変化を調査した。
【結果】
メディケア定額制受給者の急性期病院での死亡は2000年の32.6%から2015年には19.8%に減少した。一方、自宅または地域での死亡は30.7%から40.1%に増加した。終末期30日間の集中治療室利用は24.3%から29.0%に増加し、その後安定した。終末期3日間の医療機関移動は2000年の10.3%から2009年の14.2%まで増加し、2015年には10.8%に減少した。
【臨床へのインパクト】
米国では終末期に急性期病院で亡くなるケースが減り、自宅や地域での死亡が増加している。集中治療室利用は増加後安定、医療機関の移動は増減を経験している。この傾向は、日本でも在宅医療へのシフトや地域包括ケアシステムの推進が図られる中で、終末期医療の提供体制や患者・家族への情報提供のあり方を検討する上で参考となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

