無症状成人における心血管疾患リスク評価、ABI・hsCRP・CACスコア追加の意義は不明
【背景】
米国では心血管疾患が成人死因の最多であり、Framinghamリスクスコア等が予防治療の指針となっている。しかし、これらの既存モデルに非伝統的リスク因子を追加することで、治療効果を最大化し有害事象を最小化できるかが課題であった。
【結果】
ABI、hsCRP、CACスコアを既存モデルに追加すると、リスク判別能と再分類にわずかな改善が認められたものの、その臨床的意義は不明である。Pooled Cohort Equationsへの追加に関するエビデンスは限られており、これらの因子に基づく治療が心血管イベントや死亡率を減少させるかを示すエビデンスは不十分であった。
【臨床へのインパクト】
無症状成人における心血管疾患リスク評価において、ABI、hsCRP、CACスコアを既存の伝統的リスク評価に追加することの利益と有害事象のバランスを評価するエビデンスは現時点では不十分である。したがって、これらの非伝統的リスク因子をルーチンで追加するよう推奨する根拠は乏しく、現在の診療ガイドラインに大きな変更をもたらすものではない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

