心血管疾患リスク評価における非伝統的因子の有用性:ABI、hsCRP、CACスコアの最新エビデンス
【背景】
従来の多変量リスク評価に非伝統的因子を加えることで、心血管疾患(CVD)リスク評価の精度向上に寄与する可能性が示唆されている。本研究は、米国予防医学専門委員会向けに、足関節上腕血圧指数(ABI)、高感度C反応性タンパク質(hsCRP)、冠動脈石灰化(CAC)スコアのCVDリスク評価における利益と害を系統的にレビューした。
【結果】
43件の研究(N=267,244)を統合。非伝統的因子を用いたリスク評価が患者の健康転帰に与える臨床的効果を評価した十分な対照試験はなかった。ABI、hsCRP、CACスコアの追加は、識別能と再分類を改善したが、改善の程度と一貫性は因子により異なった。CACスコアで最も改善が大きく、識別能のC統計量変化は0.018〜0.144、再分類のNRIは0.084〜0.35であった。
【臨床へのインパクト】
ABI、hsCRP、CACスコアをCVDリスク評価に組み込むことの臨床的意義は、現状では不確実である。特に、これらの因子を追加することで予防的治療の開始が患者の健康転帰を改善するかについては、十分なエビデンスが不足している。CACスコアはリスク評価の精度を向上させる可能性はあるが、不適切な高リスク分類につながる可能性も示唆されており、CTによる放射線被曝や追加検査の必要性も考慮する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

