米国高齢者の外来抗菌薬使用動向:2011-15年、全体は横ばいだが薬剤間で多様な変化
【背景】
抗菌薬耐性菌の増加が世界的な問題となる中、米国高齢者の外来における抗菌薬使用の実態と経時的変化、特に不適切処方の動向を把握し、今後の適正使用推進のための基礎情報とすることが喫緊の課題とされた。
【結果】
2011-14年に抗菌薬処方件数は1000人あたり1364.7件から1309.3件に減少し(調整後2.1%減)、不適切処方も3.9%減少した。しかし、2015年には全体が2011年と同水準に戻り、レボフロキサシン処方は27.7%増加する一方、アジスロマイシンは18.5%減少するなど、薬剤間で異なる動向を示した。
【臨床へのインパクト】
本研究は、米国高齢者の外来抗菌薬使用が全体として大きく変化しない中でも、特定の薬剤の使用が増加していることを示唆する。これは、日本の高齢者医療においても、抗菌薬適正使用ガイドラインのみならず、個々の薬剤に対する処方行動や適応疾患ごとの使用実態を詳細に分析し、特定の薬剤に焦点を当てた介入の必要性を示唆する可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

