禁煙後の体重増加、2型糖尿病リスク増も心血管・全死亡リスク低減効果は維持
【背景】
禁煙後の体重増加が、禁煙による健康上の恩恵を打ち消してしまうのかどうかは明らかではありませんでした。本研究は、禁煙後の体重変化が2型糖尿病、心血管疾患死亡、全死亡リスクに与える影響を評価しました。
【結果】
禁煙後2〜6年の最近の禁煙者では、現喫煙者と比較して2型糖尿病リスクが上昇しました(HR 1.22, 95%CI 1.12-1.32)。このリスクは体重増加に比例し、体重増加がない禁煙者では上昇しませんでした(P<0.001)。しかし、体重変化にかかわらず、禁煙による心血管疾患死亡および全死亡リスクの低減効果は維持されました。
【臨床へのインパクト】
禁煙後の体重増加は短期的には2型糖尿病リスクを上昇させるものの、心血管疾患および全死亡リスクを低減する禁煙の大きなメリットを損なうものではないことが示唆されました。患者さんへの禁煙指導において、体重増加への懸念から禁煙を躊躇させないよう、この点を明確に伝えることが重要と考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

