内科入院後の退院患者に対するリバーロキサバンによる長期血栓予防効果は限定的
【背景】
内科疾患で入院した患者は退院後も静脈血栓塞栓症(VTE)のリスクが高いが、退院後の長期的な血栓予防の有効性については議論があった。本研究は、高リスク患者におけるリバーロキサバンの有効性と安全性を検証した。
【結果】
12,019名の患者を対象とした。主要評価項目である症候性VTEまたはVTEによる死亡は、リバーロキサバン群0.83%に対しプラセボ群1.10%であり、有意差はなかった(ハザード比0.76、95%CI 0.52-1.09、P=0.14)。症候性非致死性VTEはリバーロキサバン群で有意に低かった(0.18% vs 0.42%、ハザード比0.44、95%CI 0.22-0.89)。大出血はリバーロキサバン群で0.28%、プラセボ群で0.15%であった。
【臨床へのインパクト】
内科入院後の高リスク患者に対する退院後45日間のリバーロキサバン投与は、症候性VTEおよびVTEによる死亡の複合アウトカムを有意に減少させなかった。非致死性VTEの減少は示唆されたが、主要評価項目に達しなかったため、現状の診療フローを大きく変えるものではないだろう。出血リスクも低かったが、VTE予防の追加的なメリットは限定的と考えられ、適応は慎重に検討する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

