小径冠動脈病変への薬剤溶出性バルーンはステントに劣らないか、12ヶ月成績
【背景】
小径冠動脈の新規病変に対し、薬剤溶出性バルーン(DCB)は新たな治療選択肢ですが、薬剤溶出性ステント(DES)と比較した安全性と有効性は不明確でした。本研究は、DCBのDESに対する非劣性を検証することを目的としました。
【結果】
758例を対象とした無作為化非劣性試験の結果、12ヶ月時点の主要有害心イベント(MACE)はDCB群7.5%、DES群7.3%でした。DCBのDESに対する非劣性が示され(絶対差の95%信頼区間 -3.83%〜3.93%、p=0.0217)、両群間でMACE発生率は同程度でした。
【臨床へのインパクト】
小径冠動脈の新規病変に対するPCIにおいて、DCBはDESに劣らない選択肢であることが示唆されました。これは、ステント留置に伴う長期的な問題(ステント血栓症のリスク、再狭窄時の治療選択肢の制約など)を懸念する症例や、抗血小板薬の短期間使用を検討する症例において、DCBが有効な代替治療となりうる可能性を示しています。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

