診療報酬インセンティブ廃止後の英国における医療の質変化、即時的な低下を報告
【背景】
診療報酬インセンティブが医療の質向上に寄与するかは不確かであり、その廃止が医療の質に与える影響に関する情報は不足している。本研究は、インセンティブ廃止が既存の診療報酬制度下の医療の質にどう影響するかを明らかにするため実施された。
【結果】
2014年のインセンティブ廃止後、対象12指標全てで医療の質に即時的な低下が見られた。特に生活指導関連で低下が著しく、高血圧患者の生活習慣指導の電子カルテ記載は62.3%ポイント減少(95%CI, -65.6〜-59.0)。検査など自動記録される指標でも、冠動脈疾患患者のコレステロール管理で10.7%ポイント減少(95%CI, -13.6〜-7.8)した。
【臨床へのインパクト】
診療報酬インセンティブの廃止は、電子カルテ記載の低下だけでなく、実際の診療内容にも影響を与え、医療の質を低下させる可能性がある。特に、生活指導のような診療行為はインセンティブ廃止の影響を受けやすい。日本の診療報酬改定において、インセンティブの有無が診療の質に与える影響を考慮する際の重要な示唆となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

