PSA検診、全死亡率に影響なし、前立腺がん特異的死亡率の微減と有害事象を比較検討
【背景】
前立腺がんのスクリーニングにおけるPSA検査の有効性と安全性は長年議論されてきた。本システマティックレビューとメタアナリシスは、PSA検査が全死亡率および前立腺がん特異的死亡率に与える影響と、それに伴う有害事象を包括的に評価することを目的とした。
【結果】
5件のRCT(721,718名)を解析した結果、PSAスクリーニングは全死亡率に影響がない可能性が高い(IRR 0.99, 95% CI 0.98-1.01)。前立腺がん特異的死亡率にはわずかな減少効果が示唆された(IRR 0.79, 0.69-0.91)。これは1000人スクリーニングで前立腺がんによる死亡が1人減ることに相当する。
【臨床へのインパクト】
PSAスクリーニングは、全死亡率には影響せず、前立腺がん特異的死亡率の減少もわずかである。一方で、スクリーニングによって1000人あたり約1人が敗血症で入院、3人が尿失禁、25人が勃起不全を経験すると推定される。日本の臨床現場では、PSAスクリーニングの推奨にあたり、患者とこれらのベネフィットと生検やその後の治療に伴う過剰診断・過剰治療を含む短期・長期の有害事象を慎重に比較検討する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

