ESBL産生菌血症にピペラシリン/タゾバクタムはメロペネムに非劣性でない
【背景】
ESBL産生E. coliやK. pneumoniaeによる重症感染症はカルバペネム系薬で治療されるが、カルバペネム耐性菌の出現が懸念される。ピペラシリン/タゾバクタム(PIPC/TAZ)はカルバペネム温存薬として有効な選択肢となりうるか。
【結果】
セフトリアキソン耐性E. coliまたはK. pneumoniae菌血症患者において、PIPC/TAZ群の30日死亡率は12.3%(23/187例)であり、メロペネム群の3.7%(7/191例)と比較して非劣性ではないと判断された(リスク差 8.6%、97.5%片側信頼区間 -∞~14.5%)。
【臨床へのインパクト】
セフトリアキソン耐性E. coliまたはK. pneumoniae菌血症の確定治療において、PIPC/TAZはメロペネムと比較して30日死亡率で非劣性を示さなかった。この結果は、当該状況下でのPIPC/TAZの使用を支持するものではなく、カルバペネム温存戦略を再考する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

