新型ステントResolute OnyxとOrsiro、冠動脈疾患患者の1年後成績は非劣性、血栓症はResolute Onyxで低率
【背景】
過去10年間、多くの患者に留置されたゾタロリムス溶出ステントは、放射線透過性が低いという課題があった。Resolute Onyxステントは、白金イリジウムとコバルトクロムの複合ワイヤーを使用し、放射線透過性を向上させつつストラット厚を低減した。本研究は、この新型ステントと超薄型コバルトクロム製Orsiroステントの安全性と有効性を比較した初のランダム化比較試験である。
【結果】
冠動脈疾患患者2488例をResolute Onyx群(1243例)とOrsiro群(1245例)にランダムに割り付け、1年間追跡した。主要評価項目である1年後の標的血管不全(心臓死、標的血管関連心筋梗塞、標的血管血行再建の複合)は、Resolute Onyx群で4.5%、Orsiro群で4.7%であり、Resolute OnyxのOrsiroに対する非劣性が示された(絶対リスク差 -0.2%、95%CI -1.9~1.4%、p非劣性=0.0005)。ステント血栓症はResolute Onyx群で0.1%、Orsiro群で0.7%と、Resolute Onyx群で有意に低かった(HR 0.11、95%CI 0.01-0.87、p=0.0112)。
【臨床へのインパクト】
新型Resolute Onyxステントは、既存の超薄型Orsiroステントに対し、冠動脈疾患患者の1年後の安全性と有効性において非劣性であることが示された。特に、Resolute Onyx群でステント血栓症の発生率が非常に低かったことは注目に値する。これは、ステント選択における新たな選択肢となり、特にステント血栓症のリスクを懸念する患者において、Resolute Onyxがより好ましい選択肢となる可能性を示唆している。今後のさらなる臨床的評価が期待される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

