潜在性結核感染成人に対するM72/AS01Eワクチン、活動性結核発症を半減
【背景】
結核の感染伝播を断ち切るための新規ワクチンが求められている。本研究は、潜在性結核感染を有するHIV陰性成人を対象に、M72/AS01Eワクチンの活動性肺結核発症予防効果と安全性を検証した。
【結果】
平均2.3年間の追跡で、M72/AS01E群では10例、プラセボ群では22例が活動性肺結核と診断された。ワクチン有効性は54.0%(95%CI, 2.9〜78.2; P=0.04)であった。注射後30日以内の有害事象はM72/AS01E群で多かったが、重篤な有害事象や死亡は両群で同程度だった。
【臨床へのインパクト】
潜在性結核感染を有する成人に対し、M72/AS01Eワクチンが活動性肺結核の発症を約半減させる可能性が示された。これは、結核の高まん延地域における感染制御戦略に新たな選択肢をもたらしうる。今後の大規模臨床試験の結果次第では、結核発症リスクの高い潜在性感染者へのワクチン接種が、将来的に日本の結核診療ガイドラインに推奨される可能性も考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

