敗血症性ショック患者へのポリミキシンB血液吸着療法、28日死亡率改善せず
【背景】
敗血症性ショック患者の血中エンドトキシンレベルをポリミキシンB血液吸着(PMX-HP)が低下させることは知られている。エンドトキシン活性が高い敗血症性ショック患者にPMX-HPを行うことで、臨床転帰が改善するかを検証した。
【結果】
高エンドトキシン活性の敗血症性ショック患者450人を対象とした多施設共同RCTの結果、PMX-HP群の28日死亡率は37.7%(84/223)、シャム群は34.5%(78/226)であり、両群間に有意差はなかった(リスク差 3.2%, 95%CI -5.7% to 12.0%, P=0.49)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、高エンドトキシン活性を有する敗血症性ショック患者において、標準治療にPMX-HPを追加しても28日死亡率の改善効果は認められないことを示唆する。この結果は、PMX-HPの適応や治療プロトコルを見直す必要性を示唆し、日本の臨床現場における敗血症性ショック患者へのPMX-HPの推奨度を低下させる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

