敗血症性ショックと急性腎障害、早期RRTは90日死亡率を改善しない
【背景】
敗血症性ショック患者における急性腎障害は頻度の高い合併症であり、死亡リスクを上昇させる。重症急性腎障害に対する腎代替療法(RRT)は標準治療だが、開始時期の至適解は不明であった。
【結果】
90日時点の死亡率は、早期RRT群で58%(239人中138人)、遅延RRT群で54%(238人中128人)であり、有意差はなかった(P=0.38)。遅延RRT群の38%(93人)はRRTを施行されず、17%(41人)は緊急RRT基準を満たした。
【臨床へのインパクト】
敗血症性ショックに伴う重症急性腎障害患者において、早期RRTは90日死亡率を改善しないことが示唆された。この結果は、生命を脅かす合併症がない限り、RRT開始を遅らせる選択肢を支持するものであり、不必要なRRTを回避し、医療資源の適正利用に繋がる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

