ACE阻害薬、長期使用で肺がんリスク上昇か?大規模コホート研究が示唆
【背景】
ACE阻害薬は降圧薬として広く使われるが、その作用機序から肺がんリスクとの関連が指摘されてきた。本研究は、ACE阻害薬とARBの使用患者を比較し、肺がんリスク上昇の有無を検証した。
【結果】
英国の約99万人の降圧薬新規使用者を平均6.4年追跡。ACE阻害薬使用はARB使用と比較し、肺がんリスクを14%増加させた(ハザード比1.14, 95%CI 1.01-1.29)。特に5年以上の使用でリスク上昇が顕著となり、10年超の使用でハザード比1.31(95%CI 1.08-1.59)とピークに達した。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ACE阻害薬の長期使用、特に5年以上の使用で肺がんリスクが上昇する可能性を示唆している。ただし、観察研究であり因果関係は不明なため、直ちに処方変更を推奨するものではない。今後の大規模な前向き研究や長期追跡データが、日本の降圧薬選択に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

