非ARDS集中治療患者における低一回換気量戦略は中間量戦略より人工呼吸器離脱日数を増やさない
【背景】
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)ではない重症患者において、侵襲的換気で低一回換気量を使用すべきか否かは不明でした。本研究は、低一回換気量戦略が中間一回換気量戦略よりも有効であるかを検証しました。
【結果】
低一回換気量群(n=477)と中間一回換気量群(n=484)の961名を対象としました。主要評価項目である28日目の人工呼吸器非装着生存日数は、両群ともに中央値21日(平均差 -0.27, 95% CI -1.74 to 1.19; P=0.71)で有意差はありませんでした。ICU滞在日数、入院期間、28日および90日死亡率にも有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
ARDSではない集中治療患者において、人工呼吸器開始後24時間以内に抜管されないと予想される場合、低一回換気量戦略は中間一回換気量戦略と比較して、人工呼吸器非装着生存日数を増加させませんでした。この結果は、ARDSではない患者に対する人工呼吸管理において、低一回換気量戦略を積極的に推奨する根拠が乏しいことを示唆しており、現状の診療ガイドラインやプラクティスに大きな変更を促すものではないと考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

