SSRI/SNRI抵抗性うつ病にミルタザピン上乗せは効果なし:英国プライマリケアRCT
【背景】
プライマリケアにおける治療抵抗性うつ病は多く、SSRIやSNRIを十分量・期間使用しても効果不十分なケースが少なくありません。本研究は、このような患者に対し、ミルタザピンの追加が有効かどうかを検証しました。
【結果】
12週時点のBDI-IIスコアは、ミルタザピン追加群18.0点、プラセボ追加群19.7点でした。ベースライン調整後の群間差は-1.83点(95%CI -3.92から0.27、P=0.09)と、統計学的有意差は認められませんでした。有害事象はミルタザピン群で多く、試験薬中止につながりました。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、プライマリケアにおけるSSRI/SNRI抵抗性うつ病に対し、ミルタザピンの上乗せがプラセボと比較して臨床的に重要なベネフィットをもたらさない可能性を示唆します。日本の臨床現場でも、治療抵抗性うつ病に対するミルタザピン追加は慎重に検討し、効果が不十分な場合は他の治療選択肢を考慮する必要があるでしょう。有効な治療法の確立が引き続き求められます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

