結核合併HIV患者におけるART早期導入時のIRIS予防にプレドニゾロンは有効か
【背景】
結核合併HIV患者でCD4低値の場合、ART早期開始は死亡率を減少させるが、奇異性結核関連免疫再構築炎症症候群(IRIS)のリスクを増加させる。本研究は、このIRIS発症を予防する安全な方法を検討した。
【結果】
ART開始後12週以内の結核関連IRIS発症率は、プレドニゾロン群で32.5%、プラセボ群で46.7%であった(相対リスク0.70、95%CI 0.51-0.96、p=0.03)。重篤な感染症や死亡率に有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
CD4数100以下の結核合併HIV患者でARTを早期開始する際、ART開始後4週間のプレドニゾロン投与は、重篤な感染症や癌のリスクを増やすことなく、IRISの発症を有意に減少させる。この結果は、日本の臨床現場において、高リスク患者のIRIS予防策としてプレドニゾロンの導入を検討する根拠となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

