小児急性胃腸炎に対するL. rhamnosus GGプロバイオティクスはプラセボと効果に差なし
【背景】
米国では毎年数百万人の小児が急性胃腸炎を発症し、プロバイオティクス治療が一般的に行われています。しかし、この集団におけるプロバイオティクスの使用を裏付けるデータは限られており、その有効性には疑問が呈されていました。
【結果】
971人の参加者のうち、L. rhamnosus GG群の11.8%(55/468人)とプラセボ群の12.6%(60/475人)で、14日以内の修正Vesikariスコアが9以上の「中等度から重度の胃腸炎」を認めました(相対リスク0.96、95%CI 0.68-1.35、P=0.83)。下痢や嘔吐の期間、保育園の欠席日数、家庭内感染率にも有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
この研究結果は、米国小児救急部門を受診した未就学児の急性胃腸炎に対し、L. rhamnosus GGプロバイオティクスを5日間投与してもプラセボと比較して転帰が改善しないことを示しています。これまで慣習的に処方されてきたプロバイオティクスの有効性に疑問を投げかけるものであり、日本の小児急性胃腸炎診療においても、プロバイオティクスのルーチン使用を見直す根拠となる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

