小児胃腸炎へのプロバイオティクス併用療法、重症化予防効果は示されず
【背景】
小児胃腸炎による米国救急受診は年間約170万件に上る。プロバイオティクスが小児胃腸炎の転帰を改善するかについてはデータが不足しており、その有効性を検証するため本研究が実施された。
【結果】
プロバイオティクス群とプラセボ群で、登録後14日以内の重症・中等症胃腸炎の発症率に有意差はなかった(プロバイオティクス群26.1% vs プラセボ群24.7%、オッズ比1.06、95%CI 0.77-1.46、P=0.72)。下痢や嘔吐の持続期間、予定外受診率、有害事象発生率にも有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、救急を受診した小児胃腸炎患者に対し、L. rhamnosusとL. helveticusの併用プロバイオティクスを投与しても、重症化予防効果や症状の改善効果は期待できないことを示唆する。現状では、小児胃腸炎に対するルーチンなプロバイオティクス投与の推奨は困難であり、日本の臨床現場における診療ガイドラインや処方慣行に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

