大腸腺腫再発予防、EPA単独・アスピリン単独・併用療法、いずれも効果示さず
【背景】
大腸がん化学予防として、オメガ3脂肪酸EPAとアスピリンは良好な安全性プロファイルとともに概念実証がある。そこで、散発性大腸腫瘍のある患者を対象に、EPAとアスピリン単独および併用療法の有効性をプラセボと比較して検討した。
【結果】
プラセボ群の腺腫検出率は61%(163人中100人)だった。EPA群では63%(153人中97人)、アスピリン群では61%(163人中100人)、EPA+アスピリン群では61%(161人中98人)で、いずれもプラセボと比較して有意な効果は認められなかった(EPA単独RR 0.98, 95% CI 0.87-1.12, p=0.81; アスピリン単独RR 0.99, 95% CI 0.87-1.12, p=0.88)。
【臨床へのインパクト】
本研究では、大腸腺腫の既往があり再発リスクの高い患者において、EPAまたはアスピリン単独および併用療法が、1年後の腺腫検出率を低下させないことが示された。現状では、これらの薬剤を大腸腺腫の再発予防目的で積極的に処方する根拠は乏しい。今後は、腺腫の種類や部位に応じた効果、個別化医療アプローチの検討が必要となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

