薬物乱用関連感染性心内膜炎と弁膜症手術の増加:米国ノースカロライナ州の10年間データ解析
【背景】
オピオイド危機により薬物乱用関連感染性心内膜炎(DUA-IE)が増加している。DUA-IEに対する弁膜症手術の適応は議論があるが、その実態は不明であった。本研究は、DUA-IEの入院動向、手術割合、患者特性、入院期間、医療費を調査した。
【結果】
2007年から2017年の10年間で、DUA-IEの入院は12倍以上増加し、人口10万人あたり0.92人から10.95人になった。弁膜症手術を伴うDUA-IE入院も12倍以上増加し、人口10万人あたり0.10人から1.38人になった。最終年には、IE弁膜症手術全体の42%がDUA-IE患者に行われていた。
【臨床へのインパクト】
米国ではDUA-IEによる入院と弁膜症手術が急増しており、IE治療に必要な医療資源の範囲、種類、財源に大きな影響を与えている。日本でも薬物乱用によるIEが増加すれば、若年患者の弁膜症手術が増え、入院期間の長期化や医療費の高騰など、医療システムへの負担が懸念される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

