経口抗凝固薬とPPI併用が上部消化管出血入院に与える影響:薬剤別の比較
【背景】
経口抗凝固薬(OAC)は上部消化管出血(UGIB)のリスクを伴うが、OACの種類やプロトンポンプ阻害薬(PPI)併用がUGIB入院リスクにどう影響するかは不明だった。本研究はOACの種類とPPI併用がUGIB入院リスクに与える影響を比較検討した。
【結果】
PPI非併用時、UGIB入院の調整発生率はリバーロキサバンが最も高く144/10000人年(95%CI 136-152)、アピキサバンは最も低く73/10000人年(95%CI 69-77)だった。いずれのOACにおいてもPPI併用によりUGIB入院リスクは有意に低下した(全体でIRR 0.66、95%CI 0.62-0.69)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、OAC処方時にUGIBリスクを評価する上で重要な情報を提供する。特に、リバーロキサバンは他のOACと比較してUGIB入院リスクが高い可能性があり、アピキサバンは最もリスクが低い可能性が示唆された。また、PPI併用がUGIB入院リスクを低減するため、患者の出血リスクに応じてOAC選択やPPI併用を検討する際の根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

