英国大手外食チェーンのメイン料理、約半数が高カロリーで公衆衛生推奨値の2倍近く、ファストフードよりフルサービス店が懸念
【背景】
英国では肥満が公衆衛生上の大きな課題であり、外食がその一因とされています。これまでファストフードの栄養価の低さは指摘されてきましたが、フルサービスレストランのメイン料理のエネルギー量については、実態が十分に把握されていませんでした。本研究は、英国大手外食チェーンのメイン料理のエネルギー量を調査し、ファストフードとフルサービスレストランの比較を行いました。
【結果】
英国大手外食チェーン27社(フルサービス21社、ファストフード6社)のメイン料理13,396食を分析した結果、平均エネルギー量は977 kcal(95%CI 973-983 kcal)でした。公衆衛生推奨値(600 kcal以下)を満たす料理はわずか9%(1226食)に過ぎず、過剰なエネルギー量(1000 kcal以上)の料理は47%(6251食)を占めました。フルサービスレストランはファストフードレストランと比較して、メイン料理のエネルギー量が平均268 kcal(95%CI 103-433 kcal)高く、過剰な高カロリー料理が多く、推奨値を満たす料理が少ないことが判明しました。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、英国のフルサービスレストランのメイン料理のエネルギー量が懸念されるレベルであることを示しており、日本の外食産業における同様の状況を推測させるものです。日本の臨床医は、患者への食事指導において、ファストフードだけでなく、一見健康的に見えるフルサービスレストランの食事にも高カロリーなものが含まれる可能性を考慮し、注意喚起する必要があるでしょう。外食時のメニュー選択や摂取量に関する具体的なアドバイスが、肥満対策においてより重要になるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

