分娩様式と産後10年超の骨盤底障害リスク:帝王切開はSUI・OAB・POPを低減、器械分娩はAI・POPを増加
【背景】
出産経験女性の約25%が骨盤底障害を抱えるが、その経時的変化や分娩様式との関連は不明な点が多い。本研究は、分娩様式と産後1〜2十年後の骨盤底障害発生率の関連を明らかにする目的で実施された。
【結果】
追跡期間中央値5.1年で、SUI 138例、OAB 117例、AI 168例、POP 153例が発生。経腟自然分娩と比較し、帝王切開はSUI(aHR 0.46, 95%CI 0.32-0.67)、OAB(aHR 0.51, 95%CI 0.34-0.76)、POP(aHR 0.28, 95%CI 0.19-0.42)のリスクを有意に低減した。一方、器械分娩はAI(aHR 1.75, 95%CI 1.14-2.68)およびPOP(aHR 1.88, 95%CI 1.28-2.78)のリスクを有意に増加させた。
【臨床へのインパクト】
本研究は、分娩様式が産後の長期的な骨盤底障害リスクに異なる影響を与えることを示した。帝王切開は一部の骨盤底障害リスクを低減する可能性があり、器械分娩は特定のリスクを増加させる。これらの知見は、分娩様式選択時の患者への情報提供や、産後の骨盤底障害スクリーニング、予防的介入の検討において重要な示唆を与えるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

