MI患者のP2Y12阻害薬自己負担金補助は服薬継続を促すか、MACE抑制効果は?
【背景】
心筋梗塞(MI)後のP2Y12阻害薬は1年間の継続が推奨されるが、自己負担額が原因で中断や高力価薬の利用不足が問題。自己負担金補助が服薬継続と心血管イベント(MACE)抑制に繋がるか不明だった。
【結果】
自己負担金補助バウチャー提供群は通常ケア群に比べ、1年後のP2Y12阻害薬服薬継続率が3.3%高く(調整後差2.3%, 95%CI 0.4%-4.1%)、有意に改善した。しかし、1年後のMACE発生率には有意差がなかった(調整後ハザード比1.07, 95%CI 0.93-1.25)。
【臨床へのインパクト】
MI患者へのP2Y12阻害薬自己負担金補助は、服薬継続率の向上に寄与する可能性が示唆された。しかし、MACE抑制効果は認められなかったため、日本の医療制度下で同様の補助を導入する際は、費用対効果や患者負担軽減以外の目的を考慮する必要がある。服薬アドヒアランス向上策として検討の余地はあるが、MACE抑制を主目的とした導入は現時点では推奨されない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

