米国における外来抗菌薬処方の不適切性調査:ICD-10-CM診断コードに基づく大規模分析
【背景】
抗菌薬の不適切な使用は薬剤耐性菌の増加につながるため、その実態把握は重要である。本研究は、ICD-10-CM診断コードを用いた包括的な分類スキームを開発し、米国における民間医療保険加入者の外来抗菌薬処方の適切性を評価した。
【結果】
1545万件超の外来抗菌薬処方のうち、23.2%が「不適切」、35.5%が「潜在的に適切」、28.5%が「最近の診断コードと関連なし」と分類された。約7人に1人(14.1%)が少なくとも1回不適切な抗菌薬処方を受けており、不適切な処方の70.7%は診療所で行われていた。
【臨床へのインパクト】
本研究で開発されたICD-10-CMに基づく抗菌薬処方適切性分類スキームは、日本の外来診療における抗菌薬適正使用の評価にも応用可能である。特に、診断コードと処方の関連が不明な「最近の診断コードと関連なし」が約3割を占める点は、日本の診療記録の改善や診断と処方の紐付け強化の必要性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

