関節リウマチ患者の治療標的、MRIガイドは従来法より優位性なし
【背景】
関節リウマチ(RA)患者において、MRIを用いた治療標的設定が、疾患活動性の改善や関節破壊の進行抑制に有効かは不明でした。本研究は、臨床的寛解にあるRA患者を対象に、MRIガイド治療の有効性を検証しました。
【結果】
2年後、DAS28-CRP寛解達成率はMRIガイド群85%、従来群88%(リスク差 -4.8%、1-sided 95% CI -13.6%〜+∞、P=0.19)。放射線学的進行なしの達成率はMRIガイド群66%、従来群62%(リスク差 4.7%、1-sided 95% CI -7.0%〜+∞、P=0.25)でした。主要アウトカムにおいてMRIガイド群の優位性は示されませんでした。
【臨床へのインパクト】
臨床的寛解にあるRA患者において、MRIで骨髄浮腫の消失を治療目標に加えることは、従来の臨床的寛解を目標とする治療と比較して、疾患活動性の寛解率改善や放射線学的進行抑制において有意な差をもたらしませんでした。この結果は、RA治療におけるMRIガイド戦略の採用を支持するものではなく、現時点での診療フローの変更は不要と考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

