心臓術後高齢者の術後せん妄、IVアセトアミノフェンが抑制、鎮静薬は影響なし
【背景】
心臓手術後の高齢患者では術後せん妄が頻繁に発生し、鎮痛薬や鎮静薬の選択がその発生に影響を与える可能性があります。本研究は、術後せん妄に対するIVアセトアミノフェンと鎮静薬(プロポフォール vs デクスメデトミジン)の効果を評価しました。
【結果】
IVアセトアミノフェン投与群では、プラセボ群と比較して術後せん妄の発生率が有意に低減しました(10% vs 28%; 差 -18% [95% CI, -32% to -5%]; P=0.01)。デクスメデトミジン群とプロポフォール群の間では、せん妄発生率に有意差はありませんでした(17% vs 21%; 差 -4% [95% CI, -18% to 10%]; P=0.54)。
【臨床へのインパクト】
心臓手術後の高齢患者において、術後定期的なIVアセトアミノフェン投与は、プロポフォールまたはデクスメデトミジンとの併用にかかわらず、入院中のせん妄発生を有意に減少させることが示唆されました。これは、術後せん妄予防のための新たな標準治療となりうる可能性があり、オピオイド使用量やICU滞在期間の短縮にも寄与するかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

