多剤耐性菌による複雑性尿路感染症にプラゾマイシン1日1回投与がメロペネムに非劣性
【背景】
グラム陰性尿路病原菌の多剤耐性化が進み、重症感染症に対する新規治療薬が求められています。プラゾマイシンは多剤耐性腸内細菌科細菌(カルバペネム耐性菌を含む)に殺菌活性を持つアミノグリコシド系抗菌薬です。
【結果】
プラゾマイシンはメロペネムに対し主要評価項目で非劣性を示しました。治療開始15~19日後の複合治癒率はプラゾマイシン群81.7%(156/191例)、メロペネム群70.1%(138/197例)で、差は11.6%(95%CI 2.7~20.3)でした。血清クレアチニン値のベースラインからの0.5mg/dL以上の増加はプラゾマイシン群7.0%、メロペネム群4.0%でした。
【臨床へのインパクト】
多剤耐性菌、特にカルバペネム耐性腸内細菌科細菌による複雑性尿路感染症や急性腎盂腎炎に対し、プラゾマイシンがメロペネムと同等以上の有効性を示す可能性が示唆されました。特に、アミノグリコシド非感受性菌やESBL産生菌に対する高い菌学的除菌率が報告されており、治療選択肢の拡大に貢献する可能性があります。ただし、腎機能への影響は注意が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

