難治性転移性トリプルネガティブ乳がんに対するサシツズマブ ゴビテカン、持続的な奏効を示す
【背景】
転移性トリプルネガティブ乳がん(mTNBC)は予後不良で、既存治療の奏効割合は低く、無増悪生存期間も短い。Trop-2を標的とする抗体薬物複合体であるサシツズマブ ゴビテカンは、腫瘍への高濃度SN-38送達を可能とし、mTNBCに対する新たな治療選択肢となるか検討された。
【結果】
治療歴のあるmTNBC患者108例において、サシツズマブ ゴビテカンは33.3%(95%CI, 24.6-43.1)の客観的奏効割合を示し、奏効期間中央値は7.7ヶ月(95%CI, 4.9-10.8)であった。無増悪生存期間中央値は5.5ヶ月、全生存期間中央値は13.0ヶ月であった。主な有害事象は貧血と好中球減少で、発熱性好中球減少症は9.3%に認められた。
【臨床へのインパクト】
本研究は、治療歴の多い転移性トリプルネガティブ乳がん患者において、サシツズマブ ゴビテカンが持続的な奏効を示すことを明らかにした。これにより、難治性のmTNBCに対する新たな治療選択肢として、本薬剤が日本の臨床現場に導入される可能性が示唆される。主な有害事象である骨髄抑制への適切な管理が、実臨床での導入において重要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

