帝王切開と経腟分娩後の便失禁リスクを全国規模で比較、妊娠・分娩でリスク増

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-03-23 | DOI:10.1016/S0140-6736(18)32002-6

📄 原題:Anal incontinence after caesarean and vaginal delivery in Sweden: a national population-based study.

🔗 PubMed:PMID: 30799061

【背景】

帝王切開は骨盤底障害、特に便失禁の予防に有効と広く信じられ、その実施が増加傾向にある。しかし、これまでの研究は小規模で結果も一貫していなかったため、帝王切開と経腟分娩後の便失禁リスクを大規模に比較する研究が必要とされていた。

【結果】

経腟分娩後の便失禁診断率は0.37%で、帝王切開後の0.22%と比較して有意に高かった(オッズ比1.65、95%CI 1.49-1.82)。妊娠・分娩を経験した女性は未産婦と比較して便失禁のリスクが2.05倍高く、未産婦は男性と比較して1.89倍高かった。

【臨床へのインパクト】

妊娠・分娩自体が便失禁のリスクを高め、特に経腟分娩ではそのリスクが帝王切開より高いことが示唆された。高年齢出産、児の出生体重、器械分娩は経腟分娩後の便失禁の、母体年齢は帝王切開後の便失禁の主要なリスク因子である。便失禁のリスク因子を持つ女性には、早期介入を可能にするため、より専門的な産後診察の提供が検討されるべきである。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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