中年期の食事の質は認知症リスクと関連しない:長期追跡コホート研究
【背景】
観察研究では食事と認知機能の関連が示唆されるが、認知症の長い前臨床期間を考慮した十分な追跡期間の研究は少ない。介入研究の結論も出ていないため、中年期の食事がその後の認知症リスクと関連するかを検証した。
【結果】
8225人を中央値24.8年追跡し、344例の認知症発症を認めた。Alternate Healthy Eating Index(AHEI)のスコアを3つの期間で評価したが、最も健康的な食事の群と最も不健康な食事の群との間で認知症発症率に有意差はなかった。例えば、1991-1993年の評価では、AHEIスコア10点上昇あたりの認知症調整ハザード比は0.97(95% CI, 0.87-1.08)だった。
【臨床へのインパクト】
これまで健康的な食事が認知症予防に重要とされてきたが、本研究結果は、中年期の食事の質がその後の認知症リスクに直接的に有意な影響を与えない可能性を示唆する。診療において、健康的な食事を推奨する際の根拠の一つとして、認知症予防効果を強調することには慎重な姿勢が必要かもしれない。ただし、他の健康上の利益は考慮すべきである。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

