入院・外来患者2万人の高感度トロポニンI分布:99パーセンタイルはメーカー基準より高値
【背景】
高感度トロポニンI(hs-cTnI)は急性心筋梗塞診断に重要だが、メーカー推奨の99パーセンタイル値は健常人に基づき、一般病院患者の真の分布とは異なる可能性があるため、本研究が実施された。
【結果】
全病院患者2万人におけるhs-cTnIの99パーセンタイル値は296 ng/Lであり、メーカー推奨の40 ng/Lを大幅に上回った。急性心筋梗塞患者と臨床的理由でhs-cTnIが測定された患者を除外しても、99パーセンタイル値は189 ng/Lであった。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、メーカー推奨の99パーセンタイル値(40 ng/L)を急性心筋梗塞診断のカットオフとして用いる際に、偽陽性が多い可能性を示唆している。特に、臨床症状が合致しない場合、hs-cTnI高値のみで急性心筋梗塞と診断することは誤診につながるリスクがあるため、慎重な解釈が求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

