大麻使用関連の救急受診、摂取経路別にみる急性症状と頻度の違い

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2019-04-16 | DOI:10.7326/M18-2809

📄 原題:Acute Illness Associated With Cannabis Use, by Route of Exposure: An Observational Study.

🔗 PubMed:PMID: 30909297

【背景】

大麻製品の摂取経路(経口摂取と吸入)による相対的な有害性の違いは不明な点が多い。本研究は、コロラド州の都市部にある大学病院において、大麻関連の救急受診事例を分析し、摂取経路ごとの症状と頻度を比較することを目的とした。

【結果】

大麻関連の救急受診9973件中、2567件(25.7%)が大麻に起因すると判断された。このうち、経口摂取が大麻関連の救急受診全体の9.3%を占めた。吸入ではカンナビノイド過食症(18.0% vs 8.4%)、経口摂取では急性精神症状(18.0% vs 10.9%)、酩酊(48% vs 28%)、心血管症状(8.0% vs 3.1%)が多い傾向が示された。

【臨床へのインパクト】

大麻の合法化が進む地域において、経口摂取型大麻は販売量に比して救急受診の割合が高く、特に急性精神症状や心血管症状のリスクが示唆された。日本において大麻の非医療目的使用は違法であるが、海外渡航者や外国人患者の診療にあたる際、経口摂取型大麻による急性精神症状や心血管症状を念頭に置いた問診や鑑別診断が重要となる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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