重症心不全患者へのLVAD装着時における間葉系前駆細胞心筋内注射、LVAD一時離脱率改善せず
【背景】
左室補助人工心臓(LVAD)は心機能改善に寄与するが、抜去できるほど回復する患者は少ない。心臓回復を増強する目的で、幹細胞治療が注目されている。本研究は、LVAD装着時の間葉系前駆細胞(MPC)心筋内注射の有効性と安全性を評価した。
【結果】
MPC群106例、対照群53例。6ヶ月時点でのLVAD一時離脱成功割合は、MPC群61%、対照群58%であった(rate ratio 1.08; 95% CI, 0.83-1.41; P=.55)。MPCが離脱成功の可能性を高める事後確率は69%で、事前定義された成功閾値(80%)を下回った。1年死亡率、有害事象発生率、再入院率に有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
重症心不全患者に対するLVAD装着時のMPC心筋内注射は、6ヶ月時点でのLVAD一時離脱成功率を改善しなかった。この結果は、LVAD一時離脱を指標とした心臓回復促進のためのMPC心筋内注射の使用を支持しない。現時点では、LVAD治療における幹細胞併用療法の導入は推奨されないだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

