ABO血液型不適合腎移植、適合移植と比較し早期死亡・グラフト喪失増、長期予後は同等

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-05-18 | DOI:10.1016/S0140-6736(18)32091-9

📄 原題:Clinical outcomes after ABO-incompatible renal transplantation: a systematic review and meta-analysis.

🔗 PubMed:PMID: 31006573

【背景】

臓器不足を克服するためABO血液型不適合腎移植(ABOi-rTx)が増加している。ABO適合腎移植(ABOc-rTx)との非劣性について、早期および長期の視点からエビデンスを解析する必要があった。

【結果】

ABOi-rTxはABOc-rTxと比較し、移植後1年死亡率が有意に高かった(OR 2.17, 95% CI 1.63-2.90)。3年および5年死亡率も有意に高かったが、8年以降は同等となった。グラフト喪失も1年(OR 2.52)および3年(OR 1.59)で高かったが、5年以降は同等であった。

【臨床へのインパクト】

脱感作プロトコルの進歩にもかかわらず、ABOi-rTxは移植後3年以内においてABOc-rTxと比較して死亡率および腎グラフト喪失率が高いことが示された。感染、拒絶反応、出血リスクの増加を認識し、周術期管理を最適化することが重要である。また、ペア腎交換プログラムの推進も考慮されるべきである。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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